2015年3月21日土曜日

Road to Ume №1

おそらく、私が初めて認識したAKB48のメンバーは大島優子だったと思う。
石原さとみがインチキ霊能者の役で主演していたドラマに妹だか従妹だかの役で出ていて、
「へえ、この人AKBなんだ」となかなか自然な演技に感心した記憶がある。
当時から、特にネットではAKB商法だ何だと言われていて、
あまりAKBに関するポジティブな情報が入ってこなかった状況だったのだが、
これによってAKBに対する見方が少し変わった。
そういう意味では、私にとっての本当の「入口」とは、大島優子だったのかもしれない。

それから約半年後、メンバーについては板野友美と篠田麻里子の顔を覚えた程度だったが、
22歳の誕生日の夜、たまたま有吉AKB共和国で総選挙直後の特集をやっているのを見た。
2011年、フライングゲットの選抜メンバーを決める選挙である。
ここに出ていたのが、6位の小嶋陽菜と9位の指原莉乃だったのだが、
私はこのとき「この指原って子の方が可愛くないか?」と思った。
「こじはる」が可愛い可愛いと言われているのは知っていたのだが、
少なくともこのときこの番組に映った限りでは、私には指原の方が可愛く見えた。

このときから、私はとりあえず「誰推し?」と聞かれたら「指原推し」と答えるようになった。
当時あまりテレビ番組のアップロードに対して厳しくなかった動画サイトで、
バラエティーの動画を片っ端から漁って見ていたのもこの時期である。
何せバイトもしていない大学生だったので、とにかく暇だったのだ。


渋谷109に貼り出された巨大広告も、わざわざ通学電車を途中下車して写真を撮りに行った。
AKBがいっぱいは発売日に買い、封入特典の生写真はさや姉だったのを覚えている。

この頃、HKT1期生はまさにオーディションの真っ最中なのだが、
私がHKTの存在を意識し出すのはまだ当分先のことであった。

(続く)

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