2015年5月31日日曜日

1位

当然の結果である。他でもないおでかけで梅本泉を発見した私にとって、
今年のおでかけ総選挙は彼女の戴冠以外ありえないと最初から思っていた。
本来、こうした「村内」の番組において特定のメンバーをフィーチャーしすぎるのは、
番組とメンバー双方が叩かれるリスクを伴う諸刃の剣である。
しかし、梅本泉は図らずも「ひたすら真面目に取り組み続ける」という裏技を使って、
誰も文句の言いようがない形で番組内序列を一気に駆け上がったのだ。

「成功」ということについて少し話しておきたい。
最初の方の記事でも述べたと思うが、
私は梅に48グループにおける一般的な成功ルートに乗ってほしいとは決して思っていない。
HKTの中で(指原を除いて)明らかに最も成功している咲良を例にとってみると、
一番目にするのはグラビア仕事だろう。
毎週表紙が替わる雑誌コーナーで、咲良の姿を見かけないことはない。
AKB本体の一員としても、撮影やら歌番組やらに引っ張りだこである。

しかし、これらのことが梅の現状と比べて羨ましいかというと、全くそんなことはない。
これも前に言ったが、そんな外仕事よりも劇場公演を見ている方が、私は100倍楽しい。
ただ単に、咲良の方が稼いでいる額が大きいというだけで、
活動内容を見ていて楽しいかどうかということは全くの別問題だ。
なので、「自分が追いかけて楽しむ分には」という条件を前置きするならば、
梅に選抜入りしてほしいとか選挙でランクインしてほしいという気持ちは一切ない。

ただ、当然「自分が追いかけて楽しむ分」だけを目的に彼女を応援しているわけではない。
その証拠に、私は現時点で彼女に100票近く投じている。
これはいい経験になるからとか、彼女がそう望んでいるからということももちろんあるが、
それ以上に「梅本泉に金を使う人間がここにいるぞ」という意思表示の意味が大きい。
これには、「その結果望まない方向に推される可能性がある」という問題もあるのだが、
結局は組織の中でどれだけ売り上げを引っ張ってこられるかが重要になってくるのは、
AKSが資本主義の日本で一つの企業としてやっていく以上は当たり前のことである。
劇場公演には出続けてほしいし、なかなか握手券も買えない状況になっては困るが、
まずはグループ内で確固たる地位を確立してもらってからでも、夢を追うには遅くない。
その直接的な手伝いができるというんだから、総選挙もそう悪いイベントではないと思う。

随分と話が逸れたが、そういう意味で、私にとっておでかけでの活躍というのは、
見ていて楽しい「望んだ形での成功」の一つなのだ。
だから、スタッフに気に入られて毎回のように呼んでもらっている現状というのは、
何にも代え難い貴重な財産である。
指原も言っていたが、最近は梅の活躍が「お約束」のようになってきていて、
番組内での地位が固まる一方で、新鮮味はなくなってきているように感じる。
劇場のような「ホーム」でしか見せない一面がまだまだあることを、
我々ファンはよく知っているので、それをおでかけを始めとするテレビでどう出していくか。
本家総選挙でも未だに成し遂げられていない連覇を目指すつもりで頑張ってほしい。

2015年5月23日土曜日

handshake

本日5月23日は、私の記念すべき握手会デビューの日となった。
これまで生でメンバーを見た機会というのも、
昔気になっていた女の子と江ノ島でデートするついでに、
イベントに来ていたNMBの3人(福本、谷川、白間)を遠巻きに見たのと、
先月の明治座を2回、客席から見ただけだ。

明治座も普通のコンサートより距離は近いものの、
接触できるような至近距離でばっちりメンバーと目を合わせて喋るなどというのは、
まさしく初めての体験である。
ちなみに有名人という括りで言うと、子供の頃に増田明美さんと握手したことがある。

さて、一般的に握手会のレポートというのはやり取りの内容をそのまま書くものらしいが、
自分のしょうもない話をそのまま載せるのはちょっと恥ずかしい。
ということで、握手したメンバー順に叙述形式で書いていこうかと思う。

◆2部 熊沢世莉奈

握手会デビューの相手は、
百貨店やおでかけが始まった頃からなんとなく好きだったりーぬに決定。
ただ、2部は他になおぽんを買っていたのだが、
結論から言うと緊張をほぐす能力はなおぽんが圧倒的だったので、
最初はなおぽんに行けばよかったかもしれない。
りーぬは明治座で見たことはあったものの、やはり近くで見るととにかく細い!
握った手も今にも折れそうな細さで、
喋ろうと思っていたことをすっ飛ばして「細っ!」と心の声が漏れてしまった。
しかし、逆に「お兄さんも細いですよ~」と褒められて癒された。
梅以外は2枚ずつ買っていたので、とりあえず1枚出しで2ループ。
明治座での今度こそエクスタシーが超かっこよかったということを伝えられたので、
まあよしとしよう。ちなみに今日は眼鏡ーぬだった。

◆2部 岡本尚子

私が今日握手したメンバーの中で、最も初心者に優しいと感じたのはなおぽんだ。
何度行ってもどうしても緊張してしまうという人には、
最初になおぽんと握手することをおすすめしたい。
何か一言言えば自然な流れで会話に持っていってくれるし、
常に明るく元気で「楽しんでいる」感がこちらにも伝わってくる。
人が少ない時間帯だったからかもしれないが、
時間が終了して手荷物を取っている間にもあれこれと声をかけてくれたので、
満足度は非常に高い。
まあ普段の彼女を見ていればわかるが、流石の人当たりのよさである。
この人と一緒に仕事をしているなら、そりゃあ梅さんも楽しかろうと思う。
座敷童子風になってしまった髪型を気にしていたようなので、
去り際に「その髪型、俺は好きだよ」と褒めておいた(本心)。

◆3部 梅本泉

3部は梅だけを10枚買っていたので、2枚出しを5ループすることに。
ドキドキしつつもレーンに入ってびっくり。なんだこの可愛さは!?!?!?
今日は珍しくウィッグをつけてロングヘアー風にしていたのだが、
別にそれがどうこうというわけではない。
いつも画面越しに見ている梅はもちろん可愛いのだが、
至近距離で対面した彼女の放つ可愛さはあまりにも圧倒的だった。
なんとか正気を保って、言おうと思っていたことを順番に話す。
梅推し歴3ヶ月であること。転職して福岡に住みたいこと。
住めはしなくても、必ず近いうちに劇場に行きたいということ。
総選挙よりもおでかけ総選挙の方が重要なのではないかと思っていること。
生誕祭で言っていたことについて、自分は梅推しになった今が一番楽しいということ。
初めて対面してみて、みんなが「可愛いよ」と言いたくなる気持ちがよくわかったこと。
なんとなく慣れない感じの対応ではあったが、それもまた梅らしいところだ。
とりあえず、いつも楽しませてもらっていることについての感謝の気持ちは、
十分に伝えられたはずだ。
今日私が話したことで、何か一つだけでも彼女のプラスになっているといいな。
うーむ、やはり推しメンに関しては客観的なレポートができない。
とにかく、実際に会ってみたことで梅に対する認識がまた一つ深まったことは間違いない。
このためだけでも、今日は行ってよかったと思う。

◆4部 本村碧唯

昼食を挟んで、4部は碧唯から。
ここからは全員2枚出しを1回のみで、碧唯には明治座を見に行ったことを伝えてきた。
こちらから一方的に話す準備はできていたのだが、
碧唯は「どうだった?」と食い気味に聞いてきてくれたおかげで、
ずっと碧唯のペースで喋ることになった。私はそっちの方が嬉しい。
とりあえず正直に「始終号泣してた」と答えると、
「えー、なんで!?そんなに泣くとこあった!?」といつも公演で見ているままのリアクション。
あくまで冷静に「俺は感動屋だから、みんなが頑張ってる姿を見て勝手に涙が」と言うと、
「なにそれー」と笑われた。うーん楽しい。そして可愛い。
他のメンバーは程度の差はあれ、基本的に「お客様向けの対応」を心掛けている印象だが、
碧唯に関しては公演でメンバーと喋っているテンションそのままという感じだ。
ただ、私にとってはそれが嬉しいポイントで、
「うわー、俺今碧唯と喋ってるよ」という気にさせてくれるので、とても楽しい。
AKB41stの握手券は買い損ねたので、次は見逃さないようにしたい。

◆4部 後藤泉

いーちゃんは見ている分には好きなメンバーなのだが、何か話すネタがあるかというと難しい。
基本的に選挙の話題は出さないと決めていたので速報74位には触れず、
とりあえず「ハワイ行ったことある?」と聞いてみた。
あってもなくてもハワイ島に行ったことはないだろうと予測を立てていたので、
「ないんですよ~」という返答に、
すかさずホノルルよりもハワイ島がおすすめであることをアドバイス。
私と交流がある方は大体ご存知のことと思うが、私の父はトライアスロンの選手で、
世界大会が行われるハワイ島に子供の頃はよくついて行っていた。
という事情を説明する時間など当然ないまま、
「行ったことあるんですか?」と聞かれて「10回くらい」と素直に答えてしまったので、
「うわリッチ~!リッチ~!」とリッチ認定されてしまった。ちゃいますねん。

◆4部 山田麻莉奈

まりりについては、とりあえず生で見てみたいという理由で何も考えずに買ってみたが、
話す内容を考えるのに一番困った。
もちろん握手券を買うくらいなので好きなメンバーではあるのだが、
私は彼女についてそこまで深く知っているわけではない。
とりあえず無難に公演内容などについて喋ってみたが、
今思うとこの前ブログで触れた、妄想書道教室企画について話してみればよかった。
良くも悪くも、画面越しの印象と一番変わらなかったのはまりりのような気がする。
「おしめし黒はまりり版が一番好き」と言ったら喜んでくれたので、
まあよかったのではないだろうか(本当はりこぴ版の次に好き)。

◆4部 渕上舞

4部の最後は舞ちゃん。これまでの中で一番列が長かったと思う。
舞ちゃんに関しては速報15位が衝撃的すぎたので思わず口に出してしまったが、
どうせすぐ他の話題に変えるのだから余計なことは言わない方がよかった。
いつも隕石の確率でグーパーグーパーする振りを楽しみにしていると伝えたら、
「あー、シューパッ!ってところですね!」と若干違うところだと思われてしまった。
まあもちろんそこも楽しみにしているのだが、もしかして舞ちゃんは、
毎回「そんな馬鹿なと そんな馬鹿なと」の部分で抜かれていることを知らないのだろうか。
考えてみれば当たり前のことかもしれないが、
DMMで普段見ている情報を演者と全て共有できているとは思わない方がよさそうだ。

◆昼の部 駒田京伽

少し休憩を挟んで、最後に昼の部。この辺りはもうかなり疲れていた。
ぴーちゃんはいーちゃんと同じく、観測対象としてはすごく好きなのだが、
実際に自分が交流するイメージがどうにも掴めなかった。
とりあえず、りこぴと一緒にKⅣ公演に出たときの話をしてみたのだが、
あれはりこぴが明治座を終えてすぐさま助っ人として登場したことに感動したのであって、
その説明をすっ飛ばして「感動した」と言われても「えっ」という感じだろう。
実際「えっ」という感じだったので、今日一番の反省点はここかもしれない。
まあ、あの何とも言えない色気のあるルックスと声を堪能できただけでもよしとしよう。

◆昼の部 栗原紗英

ラストは紗英ちゃん。正直、生で見て一番可愛さに驚いたのは紗英ちゃんだった。
髪型を褒めるのを忘れたのだが、今日の髪型は最高に似合っていた。
紗英ちゃんに話すことは最初から決めていて、
最近覚えた純情主義を「紗英ちゃんの純情主義好きだよ」と褒めつつ、
「フニャフニャした感じがいいよね」といじってみるという流れだったのだが、
「ちょっと~、どういうこと~」と握手している手をぺちっと叩いて突っ込まれるという、
私にとっては100点満点中256点くらいの神の中の神対応だったので、
そこからはもうニヤニヤを笑って誤魔化すことしかできなかった。
紗英ちゃんが公演のMCなんかでもたまに見せる、
いじられて反抗しつつもまんざらでもない感じのあの表情を自力で引き出せたということに、
私は仕事でも味わったことのないような達成感を感じた次第である。
AKB41stは当日券を8枚確保しているのだが、
使えるようなら全て紗英ちゃんに使いたいとさえ思ったくらいに楽しかった。

以上、少し長くなってしまったが、今日の握手会の感想である。
あとは、列に並んでいる間に近くのレーンのメンバーを見て思ったことを箇条書きに。

・えれたんが遠目から見るだけでも可愛い。
・端っこのレーンで暇そうにする葉月が哀愁漂う感じだったので、次は行ってあげたい。
・休憩から小走りで自分のレーンに戻るおかぱんが可愛い。
・まどか様お美しい。
・支配人レーンは意外と並んでいなかったので、1枚くらい買っておけばよかった。
・咲良レーンは殺人的な列だった。
・詩乃ちゃんは暇そうだったが、隣の真白にちょっかいを出す姿を見てほっこりした。
・秋吉ちゃんが意外といいとこのお嬢さんっぽい雰囲気で驚いた。
・村重レーンが楽しそうだった。定期的に「嬉しげ~!」と元気な声が聞こえてくる。
・みるんちゃんと握手する勇気は私にはない。

今回は計9人、26枚の握手券を持っての参加だったが、
体力的にはちょうどこれくらいが限界だったので、
あまり調子に乗って買いまくらなくて正解だった。
気管支炎をこじらせて体調が微妙だったので、次は万全のコンディションで臨みたい。
初めての握手会は普段のストレスを綺麗さっぱり忘れられるほど楽しかったので、
今後も近場の会場の握手会には積極的に参加しようと思う。

2015年5月22日金曜日

発見

最近仕事が忙しく、イベントに関しての記事をタイムリーに書けなくてもどかしい。
というわけで、今更だが総選挙の速報に関して少し。

去年の総選挙はあまりよく覚えておらず、
せっかく咲良が綺麗に締め括ったスピーチを徳光さんが「もう一声」とぶち壊し、
人気連載を引き延ばす週刊少年ジャンプに対するそれと同類の怒りを覚えた記憶しかない。
まあ、当時は48グループに対してその程度の興味しかなかったということだ。

ただ、むしろその前年、
柴田阿弥という超新星が突然速報8位に飛び込んだときのことは鮮明に覚えている。
これは何も私に限ったことではなく、
今や他店推しでも柴田阿弥の名前を知らない者はいないくらい、
彼女の知名度はあのときから確固たるものとなっている。

私は基本的に、速報順位は本番の順位に対して何の保証もしないものであるとの考えだが、
速報の意義というのはこういうところにこそあると思っている。
例えば阿弥ちゃんならば、
本番の順位よりも「あのとき速報8位になった子」というイメージが強いのではないか。
本番でどんな結果になろうとも、速報でぶち抜くことにはそれだけの効果がある。

さて、そこで今回の舞ちゃんである。
早速「渕上舞って誰だ!?」と話題になっているようで、私は自分のことのように嬉しい。
もちろんりこぴも同様の効果が期待できるのだが、
選抜の壁を破った舞ちゃんの宣伝効果は計り知れないものがあると、私は思う。
舞ちゃんファンにとってみれば、
速報に費やされた票数分の金額くらいは既にペイできているのではないだろうか。
思い切って速報にぶち込んだ方がいい理由というのは、まさしくここにある。

それにしても、速報にランクインした面子を見ると、
HKTは劇場を中心としたファン層が本当に熱いなと感じる。
それはもちろん、私もどうせだったら普段脚光を浴びていないメンバーが名前を呼ばれ、
歓喜の涙に咽ぶ姿が見たい。
私は梅にしか投票できないが、特にいーちゃんあたりは今のはしゃぎようを見ていると、
もし本番で圏外に…なんて想像はしたくもない。
いーちゃん推しの皆様はどうか力を尽くしてあげてほしい。他力本願で申し訳ないが。

さて、明日はいよいよ私も握手会デビューである。
仕事は溜まっているしそもそも会社カレンダーでは明日は出勤日なのだが、
やけくそ気味に有給届を叩きつけて帰ってきた。
ここ数ヶ月はこの日のために生きてきたようなものなので当然である。
詳しくはまた明日ブログで感想を述べようと思う。
せいぜい生梅の可愛さのあまり卒倒しないよう注意したい。

2015年5月18日月曜日

梅本泉18歳

少し遅くなったが、我が推しメンである梅本泉さんが18歳を迎えたことについて、
お祝いの言葉と思うところを書いておかねばなるまい。

私の梅推し歴は、たかだか3ヶ月程度だ。
研究生の頃から梅を発見して、ずっと応援し続けてきた人と比べたら、
彼女が今までどんな思いで活動してきたのか、
また、それをどんな風に表現してきたのかを私はほとんど知らない。

ただ、今の彼女を見ていれば、加入からの3年近くで積み重ねてきたものが、
ようやく花開き始めているのだということがよくわかる。
ずっと応援し続けている人にとっては、
最近の梅の活躍は本当に飛び上るほど嬉しいことなのではないだろうか。
その感動を共有できないのは少し悔しいが、
このタイミングでも梅本泉の魅力に気付くことができてよかったと、心の底から思っている。

さて、梅が総選挙のアピールコメントと生誕祭で語ったことの中で、
どうしても触れておきたい言葉がそれぞれ一つずつある。

まずは生誕祭から、「私を推してて楽しいのかな」という言葉。
私の聞き及ぶ範囲では、今回の生誕祭は客層を占める梅推し率が非常に高かったようだ。
当日のあまりに熱烈な声援を聞いたこともあってか、
彼女は熱心に応援してくれるファンに対して、
自分に甘いとか、妥協したり手を抜いてしまうとか、
そんな自分を後ろめたく感じていることを吐露し、涙した。
「今の自分が嫌いです」とまで言い切ってしまうほどだ。

きっと彼女は、これまでも自分の心とバカがつくほど真面目に向き合ってきたのだろう。
それが彼女のこの上ない魅力であることは間違いないのだが、
一つ勘違いしてほしくないのは、
我々ファンは決して順調に活躍する姿だけを楽しみにしているわけではないということだ。
勝手な言い分かもしれないが、悩んだり苦しんだりしているのを知っているからこそ、
ファンはそれに呼応するように応援するものなのである。
「こんなに駄目なのに、なんで推してくれるんだろう」は順番が逆だ。
駄目なところを認めて、それでも前を向いて頑張っているのを知っているからこそ、
梅本泉がそういう人間だとみんな知っているからこそ、応援のし甲斐があるというものだ。

金を払って若い女の子が苦しむ姿を楽しむ残酷ショーだという見方もあるだろう。
はっきり言って、私はその見方は概ね正しいと思うし、
売る方もそういう売り方をしているのは間違いない。
だから私は映画の「DOCUMENTARY of ○○」を食わず嫌いで見ていない。
ただ、これだけは言っておきたいのだが、そういった単なる「消費行動」ではなく、
苦しんでいるならその苦しみを、悩んでいるのならその悩みを少しでも和らげてあげようと、
一ファンというちっぽけな立場ながら一生懸命考え、そして行動しようと思える相手。
そういうメンバーを我々は「推しメン」と呼ぶのである。

だから私は来週の握手会では、生で見てみたい色んなメンバーの券を買ってはいるのだが、
梅に関しては何を伝えようか本当に悩んでいる。
少しでも気分を上向けてあげたい。少しでも活動が楽しくなるようにしてあげたい。
私の力でそんなことができるとは思えないが、それでもやってみずにはいられない。
だって、私は普段こんなにも楽しませてもらっているのだから。

そしてもう一つ、アピールコメントで語った「私のこと、見逃さないでください」という言葉。
これにはもう、梅推しとしては「御意」としか言いようがないのだが、
いよいよ梅も積極的に「見つかっていく」段に来たのかなという感じだ。
というか、そもそも私も入口はおでかけなので、
露出が大幅に増えてから「見つけた」側の人間である。
このブログがファンを増やすきっかけになるのかというとそれも甚だ疑問だが、
一人でも多くの人が梅本泉を見つけられる手伝いをしたいというのが、
私の偽らざる気持ちである。梅推しは楽しいぞ。こっちへおいで。

最後に、梅本泉さん、18歳おめでとう!これからも、絶対に見逃しません。

2015年5月10日日曜日

3チーム妄想

第2回ドラフト会議が行われ、HKTは3人との交渉権を獲得した。
つまり、花音とまなみんが抜けた分を差し引くと、ちょうど48人になるのである。
明治座組が帰ってきた後もチーム間アンダーは継続していることだし、
このタイミングでチームTⅡ結成の発表の可能性がゼロだとは言い切れない。

というわけで、今回交渉権を獲得した3人が全員グループ入りに合意したとして、
この時点で3チーム作るならどんなメンバーがいいか、妄想してみようと思う。
全員シャッフルしてしまうと面白くないので、自分の中で下記のルールを設けた。

① チーム間の異動は既存チームからTⅡへの異動のみ(H⇔KⅣ間の異動はなし)
② シングルセンター経験者(兒玉、宮脇、田島、朝長)の異動はなし
③ 直近のドラフト会議におけるキャプテン、スカウトマン、加入者の異動はなし
④ 期毎の人数は極力均等に振り分ける

これらを加味した上で私が考えた3チーム体制はこんな感じである。

◆チームH

穴井千尋 (キャプテン)
坂口理子 (副キャプテン)
兒玉遥
松岡菜摘
若田部遥
秋吉優花
宇井真白
岡本尚子
駒田京伽
田島芽瑠
山田麻莉奈
筒井莉子
矢吹奈子
山内祐奈
松岡はな
村川緋杏

◆チームKⅣ

本村碧唯 (キャプテン)
後藤泉 (副キャプテン)
多田愛佳
植木南央
下野由貴
深川舞子
宮脇咲良
伊藤来笑
岩花詩乃
田中優香
冨吉明日香
朝長美桜
荒巻美咲
坂本愛玲菜
山下エミリー
今村麻莉愛

◆チームTⅡ

森保まどか (キャプテン)
梅本泉 (副キャプテン)
指原莉乃
今田美奈
熊沢世莉奈
田中菜津美
村重杏奈
井上由莉耶
上野遥
岡田栞奈
神志那結衣
渕上舞
栗原紗英
田中美久
外薗葉月
山本茉央

如何だろうか。突っ込まれそうなところから説明していくと、
まずキャプテンの異動はないと言ったが、キャプテンが交代しないとは言っていない。
今回は綺麗にキャプテン1期生、副キャプテン2期生と割り振ってみた。
ついでに言うと、キャプテンは選抜メンバー、
副キャプテンは劇場出演率の高い、実質的なまとめ役という感じで選んでみた。
我が推しメン梅さんは現行チームHの公演を仕切っているという話もあるし、
新チームの副キャプテンという人事は贔屓でも何でもないはずだ。

ちなみにこの構成、上記に定めたルールの他にも、
例えば副キャプテンもカップリングセンター経験者も動いておらず、
既存チームの主力中の主力は基本的には残留という形にしている。
主力中の主力と言えるかどうかわからないが、芋メンも動いていない。
それにしてはチームTⅡの面子がかなりいい感じになっていると思うのは、
好きなメンバーを固めてみた色眼鏡のせいだけではあるまい。
指原支配人はチームの戦力としてはカウントしにくいので、まあ特別ということで。

個人的には秋吉ちゃんあたりもTⅡに持ってきたかったのだが、
そうするとHのMCが非常に心配になってしまうので残しておいた。
それでも若ちゃん、なおぽん、りこぴあたりが同時に休演するとかなりやばそうではある。
あとは仲良しのさえまおと離れたエミリーが落ち込まないか心配だ。
冨吉先輩が上手くフォローしてくれることに期待しよう。

最後に、私が何も考えず好きなメンバーだけで16人チームを作るとこうなる。

熊沢世莉奈
本村碧唯
森保まどか
梅本泉
岡本尚子
神志那結衣
後藤泉
駒田京伽
坂口理子
冨吉明日香
朝長美桜
渕上舞
山田麻莉奈
栗原紗英
田中美久
外薗葉月

うーん、こうして見ると明らかに2期生推しなのが浮き彫りになるな。
他にもキャップとか秋吉ちゃんとかはるたんとか、入れたいメンバーはたくさんいるので、
やはり16人選ぶというのは大変なことなのだろう。
好き勝手に選んでもそうなのだから、運営さんの気苦労は推して知るべしである。

2015年5月4日月曜日

宮脇咲良の可能性

みなぞう、りーぬ、そして咲良と、
明治座で抜けている間に誕生日を迎えたメンバーの生誕祭が立て続けに行われた。
4月末にはまなみんの卒業公演があったり、
最近やたらと密度の濃いHKTの活動内容の中でも、
この1週間は特に色々なことがあったように思う。

総選挙が近いこともあり、おそらくメンバーもファンも、
いつもよりグループの今後について真面目に考えた期間だったのではないだろうか。
まあ、私個人としてはあくまで総選挙は数あるイベントの一つに過ぎず、
メンバーの将来を左右するような大事ではないと思っているのだが、
どうも当のメンバーたちがそう捉えていないようなのは仕方のないことか。

さて、明治座の記事で私は咲良のことを、
「HKTの精神的支柱として指原に代わる役割を務められるレベルに到達した」と評した。
当該記事ではここまで断言はしなかったものの、先日の生誕祭を見て、
私はこの考えが正しいと確信を持った次第である。
半年ぶりに劇場に立った咲良は、私にとっては初めてDMM配信で目にする姿で、
多分これで劇場で見ていない現役メンバーはいなくなったはずだが、
やはり咲良一人だけ画面越しでも伝わってくるオーラが全く違った。
これは指原支配人にさえも感じなかったことである。

半年のブランクへの心配など全くの杞憂で、
どの曲もすっかり仕上がったパフォーマンスにびっくりしてしまった。
梅やなおぽんのようにわかりやすく技術が高いというわけではないのだが、
おそらく咲良のパフォーマンスを支えるのは、その尋常ならざる集中力に由来するものだろう。
とにかく無駄な振り、無駄な表情が一つもないのだ。
私は趣味でクラシックギターをやっているが、
ギターが上手い人というのは指がよく回る人でも速弾きできる人でもなく、
音符の一つ一つに「意味」を持たせ、
その意味と意味を繋いで「物語」に昇華させることができる人のことだと思っている。
公演中の咲良の表情は全て意味ありげで、流れるように様々な感情を映していく。
それは歌やダンスの上手さとは別の、確固たるスキルである。
特に初めて披露した夜風の仕業は、息を呑むような美しさだった。

MCや生誕祭のスピーチでも同じことが言える。
自分の置かれた立場やグループの状況をしっかりと理解して、
誰もが前を向けるような言葉をその場その場で見つけ出して語ることができる、
これは先頭に立って引っ張っていく人物になくてはならない能力だ。

最近は特に卒業について言及することの多い指原支配人だが、
私は指原が抜けた後のHKTというものに全く不安は感じていない。
もう既に宮脇咲良という、グループを支えられる存在が育っている。
そんなことを感じさせてくれた、とても有意義な生誕祭だったと思う。
願わくば、もうちょっと咲良が楽できるように、
他のメンバーにも役割を割り振ってあげてほしい。
咲良はいつかぶっ倒れるんじゃないかと、それだけが本当に心配だ。