2015年6月28日日曜日

横浜アリーナ №1

ツアーファイナル横浜アリーナ2日目昼公演に参加してきた。
書きたいことは山のようにあるが、
まずは自分が参加した追加公演のことに絞って感想を述べようと思う。
明治座のときと同じく、印象に残ったことを一つずつ挙げていくことにする。

◆スタンド席最前列

キャンセル待ち当選ということもあってか、今回はスタンド席を引いてしまった。
ただ、明治座は2回ともキャンセル待ち当選だったが、
1階席5列目と7列目という絶好の位置だったので、
私は当選種別と席の位置はあまり関係ないと思っている。
まあ、キャンセルする時点では自分がどこの席かはわかっていないのだから、
当然といえば当然である。
横アリに入ったのは、2006年のWWE日本公演以来、実に9年ぶり。
そのときの記憶では、前年に行ったSSAでの日本公演に比べ、
びっくりするくらいリングと客席の距離が近かった印象がある。
なので、スタンド席と言ってもそこまでステージから遠いわけでもないだろうと思っていて、
案の定、決して悪い席ではなかったと感じた。詳しいことはまた後で述べることにする。
ちなみに余談だが、WWEを見に行ったときはアリーナ席後方で、
アンダーテイカーとJBLの場外乱闘が間近で見られて大興奮だった。
今は亡きクリス・ベノワの最後の日本公演でもあり、
前年のSSAはエディ・ゲレロが亡くなる直前の日本公演だったので、
レッスルマニア20で頂点を極めた両雄の最後の日本公演をどちらも見られたことになる。
当時ヒールだったが観客の大声援に応えてちょっとだけおどけてみせたエディや、
亡くなったエディの幕を掲げて祈りを捧げるベノワの姿は、一生忘れないだろう。

◆恐竜

1日目の情報は、積極的に収集するでもなく、シャットアウトするでもなく、
流れてくる情報を「ふーん」という感じで流れるままに流し見ていたので、
恐竜が出てきて冨吉が食われたということは知っていた。
てっきり今日も冨吉が食われるのかと思っていたが、昼公演で食われたのは秋吉ちゃん。
どういう基準で選ばれたのかよくわからないが、美味しい役回りなのは間違いない。
それにしても、何頭か出てきた恐竜の動きが非常によかった。
私の地元である平塚市では毎年かなり有名な七夕祭りが開催されており、
駅西口付近に長崎屋があった頃は、店舗の前で動く恐竜ロボットの展示が行われていた。
その恐竜の緩慢な動きを見慣れていたからかもしれないが、
今回の恐竜は細部までちゃんと恐竜っぽい動きをするものだから、
ついメンバーそっちのけで見入ってしまった。
登場するときもセットの塀をぶっ壊して出てきたり、大迫力だった。
明治座の馬といい、ああいった「脇役」に力を入れるのはいいことだ。

◆はなクロス

ユニットの2曲目で、2期ドラフト生である松岡はなさんセンターのクロスが披露された。
1日目のセットリストはちゃんと確認していなかったので、
ここで初めて昨日とは曲目が異なることに気が付いた。
お披露目が横アリの大舞台ということで、さぞ緊張していたことと思うが、
それを微塵も感じさせない見事なパフォーマンスだった。歌も上手い。
2期ドラフト生は3公演でそれぞれが3人ユニットのセンターを務めたので、
まあ私の予想も当たらずとも遠からずといったところだろう。流石にソロは厳しかったか。
早速MCでも起用され、最初にしてはなかなか馴染んでいるように見受けられたので、
次は劇場公演で歌って踊る姿を楽しみにしたい。

◆じーまどJ

森保、神志那の二人で歌ったDear Jは、個人的には今回一番よかったかもしれない。
まどかは元より、じーながまどかに全く引けを取らない妖艶な立ち居振る舞いで、
素晴らしいシンメトリーをなしていた。
なつまどの安定感は認めるが、Dear Jのイメージに合うのはこの二人しかいない。
これを機に、新機軸としての「じーまど」の活躍に大いに期待したい。
そういえば、この二人は高3組の同級生なのか。
HKTの高3組は全くもって、黄金中の黄金世代だ。24金世代とでも名付けよう。

◆白水着バタフライ

初恋バタフライの最中、
指原さんと咲良の二人がローリングタワーのようなもの(トロッコと呼ぶらしい)に乗って、
アリーナ席外周の通路を回っていた。
そこで気付いたのだが、アリーナ席外周ということはつまり、
スタンド席最前列である私の目の前を通るじゃないか!
今回の席が決して悪くなかったという最大の理由はこれである。
まず私の目の前、もう本当にコンビニの店員と客くらいの距離に来たのが指原さん。
短パンに上半身は白水着を着ていたのだが、
もしやこれが内田裕也さんにプレゼントされたという水着だろうか。
何かとブスキャラ扱いされる指原さんだが、間近で見たら尋常ならざる可愛さだった。
お肌はつるつるでスタイルも完璧。美女としか表現のしようがない。
この細い肩にHKTに纏わるあらゆる人間の想いを背負っているのかと思うと、
ただただ尊敬の念しか湧き上がってこない。呼び方もいつの間にかさん付けになってるし。
通路中央でトロッコが鉢合わせ、指原さんと咲良が入れ替わり、元来た道を引き返す。
逆方向から来た咲良とはばっちり目が合ってしまった。
可愛すぎて、ディメンターよろしく魂を引っこ抜かれるかと思った。
やはりグループの中心メンバーである二人は、纏うオーラからして全く違う。
せめて1枚ずつくらいは握手券を買おうと決心した瞬間だった。

◆カメレオン女子高生

基本的には全曲ペンライトを振って声援を送っていたのだが、
この曲だけは双眼鏡を覗いて梅だけをガン見していた。
というのも、MVを見たときから思っていたのだが、
この曲の衣装は梅一人だけ長ズボンを穿いていて、非常に見つけやすいのだ。
終盤ではステージを飛び出して花道で歌っていたのだが、
あの目の前の席だったらチケット代が3倍でも買ったことだろう。
帰り道で考えていたことだが、きっと遠くない将来、
そういった顧客のニーズとメンバーのポジショニングをデータ上でマッチングし、
より多くの観客が推しメンを目の前で見られるようになる時代が来るのではないか。
決して荒唐無稽な想像ではないように思う。

◆ブラスバンド

これも着席でゆったり双眼鏡を覗いていた。
梅はトロンボーンの担当だったのだが、
その後ろでシンバルを叩くはるたんが常に視界に入って印象に残った。
はるたんのダンススキルについては今更私が語るべくもないが、
私は「踊っていないときの姿勢」にも注目してほしいと前々から思っている。
ダンスというのは、ボディーコントロールのセンスが物を言う部分が大きい。
「観客からどう見えているのか」ということを感覚で理解し、
それをアウトプットできているかどうかというのは、立ち姿を見るだけでもわかるものだ。
そういった意味では、シンバルパートというのははるたんに最適だったように思う。
シンバルを叩くだけなのに、とにかく何かと可愛い動きだった。
元々私は打楽器を演奏する女子の姿が好きだということもあって、
ついつい後列のリズム隊ばかり見てしまう。
はるたんの他には、端っこでティンパニを叩くティファ氏がかっこよかった。

◆スリーマンバンド

その後の2曲も、キャップ、碧唯、エミリーの3人は楽器を担当し、
それに合わせて全員が歌う形となった。
エミリーは「ニヤニヤ」という表現がしっくりくる笑顔が多い印象だが、
クールな表情をすると息を呑むような美人だ。
ギターを構える姿も非常に様になっていた。
碧唯もそうなのだが、この企画一発で終わらせるのではなく、是非とも続けてほしい。

◆博多座

今日の発表を聞く限りでは、概要は下記のような感じだ。

・初日は8月15日(土)
・演目は明治座と同じ
・追加メンバーオーディションを行う

うーん、書き出してみたはいいものの、現時点ではこれくらいのことしかわからない。
演目が同じだとは一言も言っていなかったが、
稽古の期間を考えると大きく変えてくることは流石に考えにくい。
追加メンバーも何人になるのかは不明だ。
公演期間も不明だが、まあ明治座と同じ2週間程度だろう。
実は、私は現職をちょうど8月15日付で退職することが決まっている。
転職先は未定だが、最短でも9月1日付入社ということになると思われるので、
この期間は平日だろうと自由に動きをとることができる。
まさに天が私に味方したとしか思えない公演日程である。
追加メンバーがどうなるかにもよるが、できればまた複数回見たいものだ。
東京と福岡を行ったり来たりするのは大変なので、
そのあたりは新しい情報を待って、綿密に計画を立てたい。
ついでに劇場公演にも入れたりしたら最高である。

以上、私が実際に見たことに関してはこんなところだろうか。
横アリ全体の感想はまた別の記事として書くことにする。

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