2015年6月29日月曜日

横浜アリーナ №2

続いて、ツアーファイナル全体について振り返ってみたいと思う。
1年半にわたる全国ツアーのファイナルとしての今回の横浜アリーナ公演だったわけだが、
そのあたりの感慨を共有することは、ファン歴が浅い私にはできない。
私がHKTに興味を持った頃には、既に2期生は全員正規メンバーで、
全国ツアーも3分の2が終わっていた。
しかし、そんな私でも十分にHKT48のこれまでの「文脈」を感じ取ることができた、
本当に素晴らしいコンサートだったと思う。

少々の不満を先に言っておこう。
西側スタンド席から正面ステージのメンバーを直接視認することは流石に難しいので、
例えばユニットの出演メンバーを確認するときはモニターを見るのだが、
バックダンサーが全くと言っていいほど映らなかったせいで、
誰が出ているのか全然わからない曲がほとんどだった。
均等に映せとまでは言わないが、
せめて1回ずつアップで抜くくらいのことはしてくれても罰は当たらないのではないか。

さて、今回2日間で3公演を行ったわけだが、
曲目だけを見ると、初日の公演に入った人が「勝ち組」だったと思う。
日替わりの曲目はユニットの前半5曲と12秒カップリングの1曲のみだったが、
その中でも初日のハートの独占権と生意気リップス、これは心の底から見たかった。
悔しいのでBlu-rayは買うつもりだが、
まず私のパソコンにはBlu-rayドライブが搭載されておらず、
テレビで再生可能な機器も持っていないので、機材から揃える必要がある。
このためだけにそんなバカげた出費はできないので、
この2曲を見られるのは当分先のことになるだろう。
妥協してDVDの方を買うのもなんか嫌だし。

ドキュメンタリーに関しては、まあ意外性は特になかった。
指原さんが監督ということだが、もう彼女には何をやらせても驚きはしない。
このままどんどん肩書きを増やしていって、その才能を多方面で発揮してほしいと思う。
食わず嫌いで「DOCUMENTARY of ○○」は一つも見ていないが、
HKTでやるとなれば見ざるを得ない。
指原監督の采配となれば、どんな出来でも私は文句は言わないので、
楽しみとは少し違うが、気にしながら待っていることにする。

結果として、今回はそこまで大きな「サプライズ」はなかった。
3期生の昇格がなかったことについては意外だったし、多少の不満もあるが、
本来コンサートというのはそれでいいのかもしれない。
最近はイベントがある度に何かしらの発表があるのではと、
メンバーもファンも戦々恐々としなければいけない状況が続いている。
考えてみれば、密かに練習していたブラスバンド演奏を披露したり、
3公演でそれぞれ指原さんが違う水着を披露したり、違うメンバーが恐竜に食われたり、
公演中にサプライズと呼べる演出が多々あったではないか。
サプライズのためのサプライズではなく、
純粋にファンを楽しませるための手段としてのサプライズ。私はこれでいいと思う。
ただまあ、では3期生はどこで昇格できるのかという問題はあるが…。
別に普通に劇場公演で発表でもいいと思うのだが、
それこそ大きいイベントで発表しないといけないような風潮があるしな。全く面倒臭い。

横アリ公演について、指原さんは「年内最後のコンサート」と言っている。
博多座や12秒全握があるにしても、しばらくペンライトを振る機会がないと思うと寂しい。
やはり一刻も早く劇場に駆けつけねばならないだろう。
愛しの推しメンが劇場でこそ輝くタイプのメンバーなのだから、尚更だ。
必ずや夏のうちに1回は行ってやるぞ。待っていろ、博多!

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