2015年7月20日月曜日

シアターの女神 №1

シアターの女神
ようやく会えたね
こんな近い距離に
素敵な君がいる
シアターの女神
初めてここに来れた
テレビやグラビアより
輝いた
君が好きだ

私の想定する「君」は、あまりテレビやグラビアでは見かけないメンバーが多いのだが、
この歌詞はまさに、初めて劇場に足を運ぶ全てのファンの気持ちを代弁している。
普段DMM配信で見慣れていたつもりの劇場公演だったが、
生で見るそれは全くの別物で、瞬間瞬間が新しい発見の連続だった。
一度これを知ってしまうと、何度も入りたくなる人の気持ちは痛いほどわかるが、
何分そこそこ気合いを入れないと足を運べない距離にあるのが困りものだ。
とは言え、一度行ってみて全く無理なく日帰りできることはよくわかったので、
来月の博多座も俄然行く気満々である。

ところで、今まで私が参加したイベントは、明治座、個握、横浜アリーナ、
そして今回の劇場公演で四つ目になるわけだが、
これらのイベントに全て参加し、尚且つ個握で券を買っていたメンバーはりーぬただ一人だ。
今回もりーぬ団扇を作っての参加だったため、
活動内容だけを見れば私は完全にりーぬ推しのようである。
ちなみに、上記4条件のうち、りーぬに次いで3条件を満たしているメンバーは、
みなぞう、村重、碧唯の3人なのだが、
りーぬ+この3人はちょうど明治座の私が見た回で前座を担当していた4人なので、
どうやらこの4人とは何かしらの縁があるようである。
私はこういう偶然に意味を見出したいタイプの人間なので、
これからもこの4人は応援対象の中心として、引き続き注目していきたい。

さて、今回は1泊2日で福岡遠征してきたわけだが、
1日目は中洲で飲んだくれていただけなので当ブログでは触れないでおくとして、
2日目の行程を簡単に振り返っていきたい。

私が宿泊していたホテルは博多駅の少し南東、住吉神社の近くだったのだが、
実はこの住吉神社も大学の卒業旅行で行ったことがある。
当選していた昼公演まで時間があったので、ゆっくりプリキュアを見てから出発し、
クマゼミの大合唱が境内に響き渡る住吉神社にお参りしたのだが、
茅の輪くぐりというのをやっていたので、手順通りにくぐってきた。何かいいことありそう。

そのまま前日飲み歩いた中洲を横切り、アクロス福岡の中を通って明治通りへ。
天神の名前の由来になったという水鏡天満宮を覗き、歩いて天神駅を通り過ぎる。
ほとんど寄り道せずに明治通りを真っ直ぐ歩いていたのだが、
若ちゃんの西日本シティ銀行の広告を発見してテンションが上がるくらいで、
今一つ面白いものが見当たらない。
天神あたりは少し南側に逸れないと、繁華街っぽい雰囲気ではないようである。

赤坂駅まで歩いたところで疲れて地下鉄に乗ってしまったのだが、
今思えば天神から大濠公園までを地下鉄で移動し、
チケット発売時間まで大濠公園をぶらぶらして過ごせばよかった。

唐人町で下車して川沿いを北上し、最短ルートでホークスタウンモールへ。
駅から歩くと歩道橋からホークスタウンモールの2Fに入ることになり、
そこからは道なりに進むとすぐにHKT劇場があるので、わかりやすくていい。
HKT劇場はよく博多の中心地からのアクセスが悪いと言われるが、
空港から地下鉄と徒歩で30分程度で着くので、私は特に不便だとは思わない。
確かに食事をするには困る場所ではあるが…。

11時過ぎには劇場に着いてしまったので、
ロビーでメンバーの紹介映像を見たりして時間を潰す。
入場の手順はいくら文章を読んでも今一つイメージが掴めなかったのだが、
実際に体験してみるとよくわかった。何事もやってみるのが一番である。
昼公演の感想については、長くなるので次の記事にまとめようと思う。

昼公演が終わると外は土砂降りで、雷まで鳴り出す始末だったので、
ロビー観賞しようと思っていた夜公演までの間、大濠公園を散策するプランは断念。
しかし、お見送りの際に紗英ちゃんが雷にビビる様子を見られたのでよかった。

昼公演に入る前に昼食を済ませるのを忘れていたので、
雨が弱くなったのを見計らって歩いて西新へ。
グルメ旅ではないものの、東京でも食べられるものは食べないと決めていたのだが、
基本的に福岡市は都会であるため、
そこまで地元感溢れる店が立ち並んでいるというわけではない。
結局無難にラーメンを食べることに。実は豚骨はあまり得意ではないので辛味噌で。
おでかけでも紹介された「らるきい」が大濠公園近くにあることを後から知ったので、
次の福岡遠征の際には是非行ってみたい。

ホークスタウンモールへ引き返し、映画館横のカフェで読書をして夜公演の開演を待つ。
ロビー観賞もキャンセル待ちに当選している人から優先的に入場し、
スクリーン前に用意された椅子に座って見ることができる。
私は夜公演は遠方枠に落選して以降は申し込んでいなかったので、
キャンセル待ち組の後に入場して立ち見ということになった。
今考えれば、その後も二つの申し込み枠があったのだから、
申し込むだけ申し込んでおけばよかった。
どうせ昼公演を見ることは決定していたわけだし、
チケットはたったの2,100円なのだから当たって困ることは何もない。
今回でシステムはよく理解できたので、次からは計画的に申し込みたい。

夜公演を見終わってすぐに地下鉄で福岡空港へ行き、帰りの機内で公演を反芻する。
するとアナウンスが流れ、奇しくも私の初めての一人旅を締め括るフライトは、
16年間日本航空に勤めた機長のラストフライトだったらしい。
乗客みんなで拍手して機長を労い、福岡より少し暑い東京へ降りた。

考えてみれば、私が一人で行った中で一番遠いところというと、
高校生のときに新幹線に乗って勉強合宿へ行った長野の志賀高原である。
その志賀高原も、小さい頃からスキー旅行で何度も行っていて慣れ親しんでいたので、
見知らぬ土地に行くという感覚はほとんどなかった。
今回も別にそこまで気負って臨んだわけではない(もう26歳だし)が、
100%自分の趣味のために自分のお金で遠出をするというのが初めてだったため、
福岡に行ってみて遠征の何たるかということがよくわかった。
よくわかってしまったため、これからはバンバン行くことになるだろう。
博多座期間中は、ある程度の期間滞在して、
その間に博多座と劇場を何公演か見てみるのもいいかもしれない。
こんな楽しみが待っているなんて、去年の私は全く想像もしていなかった。
人生なんて自分でコントロールしているつもりでも、どこでどうなるかわからないものである。

昼公演感想編へ続きます。

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