2015年7月30日木曜日

大泥棒

いつだかの民放の朝のニュースで、
空き巣のイメージ図としてほっかむりに唐草模様の風呂敷を持った男が描かれていて、
現代の若者にこの古典的なスタイルが伝わるのかどうか不安になったことがあった。
一応、「泥棒」で画像検索してみると、この典型的な泥棒像が根強いことがわかるのだが、
ほっかむりはエビス丸、風呂敷は初代ポケモンの火事場泥棒以来見ていない気がする。

それにしても、泥棒をモチーフにああも可愛くアレンジされた初恋泥棒の衣装を見ると、
茅野しのぶチーフを始めとする48グループ衣装スタッフの優秀さがよくわかる。
チームHの最終ベル公演は完全にチームHのための新衣装が作られたので、
当然オリジナルの初恋泥棒とは全く違う衣装になっている。
上下運動をする度にポンポンと揺れるミニ風呂敷が実に可愛らしく、
現行の公演の衣装で言えば最もいい仕事をしているのではないかと思う。

梅は初恋泥棒をやることになった夢を見たとメールに書いており、
ぴーちゃんは初恋泥棒をやりたいがマネージャーからNGが出ていると言っていたのだが、
あまり「キャラでない」二人なので完全に油断していた。
Twitterに梅ぴーまりりが並んだ初恋泥棒のキャプチャー画像が流れてきて、
あまりの驚きで仕事帰りの電車の中で口を開けて30秒くらい放心してしまった。

しかしどうだろうか。
梅に関しては、ここ最近色々と試行錯誤している「可愛さ」「女の子らしさ」という部分が、
ここに来て爆発したとしか言いようがない。似合っているどころか誰よりも可愛い。
ぴーちゃんも元々持っているポテンシャルはむしろいかにもなアイドル曲向きなので、
本人がその気にさえなればこの通りだ。
(実年齢以外)完璧にハマっているまりりと三者三様で、
正直今まで見た初恋泥棒の中で一番よかった。もちろん推し補正もあるだろうが。

チームHは選抜メンバーがこなせるポジション数が少ないこともあって、
フルメンに近い公演だとユニットメンバーを予想する楽しみがあまりない。
乱暴な言い方になるかもしれないが、選抜メンバーには外仕事の方を頑張ってもらって、
公演は研究生を2~3人入れるくらいの方が楽しいのは間違いなく感じているところだ。

博多座が始まることで、またチーム間アンダーも復活するそうだ。
はるたんは明治座期間のみで助っ人ユニットを二つ覚えるという大活躍だったが、
我らが梅さんも遠慮せずに初恋やキャンディーなどやってくれて大いに結構だ。
たとえ博多座が全部落選しても、裏公演だけでも見に行きたいくらいの気持ちなので、
今からまた熱い劇場を楽しみにしていたい。

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