2015年10月20日火曜日

Thank you Izumi

横浜での全握でいーちゃんへの挨拶は済ませたつもりだったが、
幸運にももう一度彼女のパフォーマンスをこの目で見られる機会がやって来た。
10月18日、パジャマドライブ夜公演。
この日の2回公演は、Twitterで観測しただけでも落選したという嘆きの声を多数見かけた。
卒業前の土日では最後の公演だったので、倍率もいつもより高かったのかもしれない。
そんな公演に当選したというのは非常にありがたいことだと思うし、
100%楽しみきれなかったりしたら落選した方々に申し訳ないので、
微妙に風邪気味だった体調を前日になんとか気合いで治した。
まあ、何をやっていたのかといえばひたすら横アリのBlu-rayを見ていただけなのだが…。

18日はグランメッセで何事かイベントがあったらしく、高速バスが大幅に遅れるというので、
またしても行きは新幹線に乗ることになった。
前回乗ったつばめも十分速かったが、
さくらともなると平塚⇔川崎よりも短時間で着いてしまうのでびっくりだ。
それにしても、バスの案内をしていたおば様は確かに「グランメッセ」と言っていたが、
熊本でのイベントが九州自動車道上り線の混雑に何か影響するのだろうか。
「マリンメッセ」の言い間違いではなくて?

そんなこんなで随分汗をかいた割に余裕を持って劇場に着いたので、
のんびり抽選の準備に入る。
私はこれまでに入った3回の公演のうち最初は遠方席で、
後の2回もかなり入場順に恵まれたのだが、今回はなんと1順目での入場だった。
最前列も空いていたのだが、私はでべそに近いことを優先して、
下手側前方ブロックの一番内側、前から3列目に座ることにした。
というのも、出掛ける前に見た昼公演で、
いーちゃん、ぴーちゃん、冨吉の3人が天使のしっぽを初披露したのだ。
ぴーちゃんは「夜公演ではやらないかもしれない」というようなことを言っていたが、
自己紹介MCの並びを見て一安心、夜公演もしっぽシフトである。

文字通り天使をイメージした衣装を纏って楽しそうにしっぽを振る3人を見て、
私は何度拭っても後から後から溢れ出る涙を止めることができなかった。
いーちゃんが昼公演の終演後コメントやG+で「泣いてる方もいた」と言っていたので、
おそらく私以外にも結構泣いている人がいたのではないだろうか。
最初で最後の芋のしっぽを一番近くで見られた幸運を、私は一生忘れないだろう。

何気に今回初めて生でパジャマドライブ公演を見たわけだが、
全体曲で一番好きな必殺テレポートはやっぱり最高だった。
パフォーマンスが最も目を惹いたのははるたんで、なんというか、
彼女はただビシバシ踊るだけでなく、決して「可愛い」ことを忘れないのだ。
詩乃ちゃんも目を見張る頑張りで、人の心情を勝手に想像するのは失礼かもしれないが、
いーちゃんを心配させまいと奮闘しているような気がして、
そんなところもいちいち目に沁みてしまう。
新戦力のビビアンは見る人に無理矢理元気を叩き込むような暴力的パフォーマンスで、
今後の活躍が楽しみで仕方がない。
いーちゃんがいなくなるのは心にぽっかり穴が開くように寂しいが、
明るい未来も確かに見えているのだということを実感した公演だった。

最後のお見送り会では、普段は全く覇気のない私が出せる限りの大きな声で、
「いーちゃん、ありがとう!!!」と叫んできた。叫んだ後、また泣いた。
私がいーちゃんに対して一体何をもたらすことができたのかと考えると悲しくなるが、
少なくとも、きっと彼女も天使のしっぽを歌って踊ったこの日のことを一生忘れないだろう。
その空間を共有できたというだけでも、私は幸せ者である。

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