2015年12月13日日曜日

ジャパニーズガール

おでかけのスタッフは本当にメンバーのことをよく見ているなと常日頃から感心しているが、
日付が替わって1時間後の放送でもしっかりと緋杏の年齢表示が16歳になっていて、
そんなところも流石だなと思った次第である。

1週間後に感想を言うのが定番になってしまったが、村川緋杏生誕祭を見てきた。
茉央は2回目の生誕祭ということもあり、配布物もかなり手の込んだものであったが、
今年初めて開催された緋杏の生誕祭は手作り感の溢れ出る雰囲気だった。
これはどちらがいいというものではなく、おそらく生誕祭というイベントは、
祝うファンの側にとっても年毎の成長をメンバーと共有する儀式なのだ。

SKEの菅原茉椰さんの手紙にもあったように、
緋杏はHKTの2期ドラフト生の中で唯一ダンス経験のないメンバーである。
どれだけ仲がよくても、そういった部分の不安だけは共有できるものではない。
きっとあの明るい振る舞いの内には、たくさんの辛さや悔しさを秘めているのだろう。
生誕祭で言及されたような緋杏のひたむきに努力する姿勢は、
横アリBlu-rayのメイキングを見ているだけでもよく伝わってくる。
初めてHKTとして観客の前に立ったとき、バックダンサーとして劇場公演に出演したとき、
ことあるごとに振りの失敗を悔いて流した涙の数々も、
それまでに積み上げてきた努力の裏返しだ。

なんというか、彼女たち2期ドラフト生は、
私がファンになってから初めてHKTに加入したメンバーであり、
デビューから何から全て見守ってきたこともあって、完全に親目線である。
麻莉愛とはなちゃんが作った変なTシャツを着てぽろぽろ涙を流す緋杏を見て、
こっちも盛大に泣いた。どうにもこういうのには弱いのだ。

選抜メンバーの入れ替わりが少ないHKTにおいて、
穏やかでない思いを抱えるメンバーも少なくないことを我々ファンは知っている。
しかし、間違いなく日々新しい風は吹いているのだ。
それに乗り遅れまいと様々な工夫を凝らしているメンバーがいることもまた、
我々ファンは知っている。
そういったメンバーにしっかりと活躍の場が用意されるのが、
私が愛するHKT48であると信じている。

ひとまずは、開催が決定したライブツアーに期待しておこう。
きっとその頃には少し背が伸びた麻莉愛や同じく16歳になったはなちゃんと一緒に、
緋杏が輝く舞台を見せてくれることを楽しみにしたい。

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